難聴者が大人数の場に行くと、うまく会話できないこともあるのではないでしょうか。
・難聴者が大人数の場でうまく会話できない理由
・難聴者が大人数の場でも小さな輪を見つけると楽な理由
・難聴者が大人数の場は諦めてよい理由
・難聴者がテキストコミュニケーション能力を高めるとよい理由
私自身は両耳先天性の中等度混合性難聴で普段は補聴器をつけており、補聴器をつけていても大人数の場ではうまく会話できません。
大人数の場は出来る限り行きたくないです!
本記事では、中等度混合性難聴で大人数の場でうまく会話できなかった私の実体験を元に、難聴者が大人数の場でうまく会話できない時に考えたいこと3選をご紹介しますので、最後までご覧になってみてください。
難聴者が大人数の場でうまく会話できない理由
難聴者が大人数の場でうまく会話できないのは、ただでさえ聞こえづらい難聴者にとって、複数人かつ騒がしい環境だとなお聞こえづらいためです。
聞こえづらいと他の人は会話についていけているのに自分だけ会話についていけないことがあり、他の人が会話についていけているところ自分だけ聞こえていないと聞き返しにくかったりもします。
複数人かつ騒がしい環境だと本当に聞こえづらいです!
大人数の場でも小さな輪を見つける
大人数の場でも自分が会話しやすそうな小さな輪を見つけて、声質的に聞き取りやすい人の近くにいきましょう。
会話しやすそうな輪や人を見つける
会話しやすそうな輪は人それぞれですが、難聴者で騒がしい環境だと聞こえづらい場合、しっとりと穏やかに会話している輪を見つけるとよいでしょう。
私自身の場合、全体を見渡して穏やかそうな人がいて和やかに会話している輪を見つけてその輪に入ると、聞こえづらさも少し軽減されて会話を楽しむことができます。
会話しやすそうな輪を見つけると楽しみやすいです!
声質的に聞こえやすい人の近くに行く
難聴者の場合は特に「この声質の人の声は聞き取りやすいけど、この声質の人の声だと聞き取りにくい。」といったこともあるのではないでしょうか。
私自身の場合、低い声が聞き取りにくいので低くて渋い声の男性の声は聞き取りにくいです。逆に高い音は比較的聞き取りやすいので、声が高めの女性の声は聞き取りやすいです。
自分が聞き取りやすい声質の人の近くに行くと、その人との会話はしやすいはずです。
低くて渋い男性の声は好きなのですが、うまく聞き取れません!
大人数の場は諦めて少人数の場にいく
大人数の場は諦めて少人数の場に行くのも選択肢の一つです。
自分と価値観が合いそうな人がいる少人数の場に行く
少人数で静かな場所であれば比較的聞き取りやすいのではないでしょうか。どうせなら自分と価値観が合いそうな人とコミュニケーションをとってみてください。
私の場合は少し話してみて難聴に配慮がある人や気が合いそうな人とコミュニケーションをとるようにしています。
少人数の場の方が話しすいです!
気が向かない大人数の場は断る
職場を含めて何かしらのコミュニティーに属していると、気が向かない大人数の場へのお誘いがあるケースもあると思います。その際、断る権利がある場で気が向かなければ遠慮なく断りましょう。
気が向かない場は勇気を持って断りましょう!
テキストコミュニケーションが中心のコミュニティーに属する
難聴者は大人数の場で会話するのが苦手でも人とコミュニケーションをとりたくないわけではなく、何かしらの繋がりは欲しいのではないでしょうか。
その場合、チャットコミュニケーションが中心のオンラインコミュニティーに属するのがオススメです。私自身もいくつかオンラインコミュニティーに参加しています。
自分の価値観と近いオンラインコミュニティーを探す
あなた自身の価値観を明確にして、あなたの価値観と近いオンラインコミュニティーを探してみましょう。
例えば、読書が好きなら読書コミュニティー、名探偵コナンが好きなのであれば名探偵コナンのコミュニティーと、趣味のコミュニティーを探して参加するのがオススメです。
共通の趣味があると会話もしやすいです!
テキストコミュニケーション能力を磨く
オンラインコミュニティーに参加する場合はチャットコミュニケーションが中心になるため、テキストコミュニケーション能力を磨くと会話がしやすくなります。
テキストコミュニケーション能力を磨くためには、読書量を増やして文字情報に触れる時間を増やし、発信するアウトプットの量を増やしていきましょう。
難聴者の私は文章でのやりとりが好きです!
まとめ
難聴者が大人数の場でうまく会話できない時に考えたいことは3つです。
1つ目は、大人数の場でも小さな輪を見つけることです。自分が会話しやすそうな輪を見つけて、声質的に聞き取りやすい人の近くにいきましょう。
2つ目は、大人数の場は諦めて少人数の場にいくことです。自分と価値観が合いそうな少人数の場に行き、気が向かない大人数の場は勇気を持って断りましょう。
3つ目は、テキストコミュニケーションが中心のコミュニティーに属することです。自分の価値観と近いオンラインコミュニティーを探して参加してみましょう。
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