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【両耳先天性難聴者が語る】職場で突然話しかけられて聞こえないときの対処法3選!

職場で突然話しかけられた時、聞こえなくてどう対処してよいのかわからないときもあるのではないでしょうか。

本記事でわかること

・職場で突然話しかけられて聞こえないときの対処法3選!
難聴であることを伝える理由
・どんな配慮をしてもらいたいか伝える理由
・配慮をしてもらえたら何を提供できるか伝える理由

私自身は両耳先天性の中等度混合性難聴で普段は補聴器をつけており、オフィスに勤務している時は突然話しかけられて聞こえないときもありました。

の助シュン

知らず知らずのうちに無視してしまっていたかもしれません!

本記事では、中等度混合性難聴で職場で突然話しかけられて聞こえなかった経験もある私が、職場で突然話しかけられて聞こえないときの対処法を3つご紹介しますので、最後までご覧になってみてください。

目次

職場で突然話しかけられる場面

職場で突然話しかけられる場面はある程度決まっています。オフィスの座席、席を立った先でのお手洗い、大人数の会議室等です。

オフィスの座席だと突然後ろから話しかけられたりすると聞こえづらかったり、大人数の会議室で会議が始まる前に遠くから声をかけられると聞こえづらかったりします。

の助シュン

座席で突然後ろから話しかけられると聞こえないことが多かったです!

難聴であることを伝える

職場で突然話しかけられて聞こえない時、正直に難聴で聞こえづらいことをお伝えした方がよいです。なぜなら、正直に伝えたほうが配慮してもらえるケースがあるためです。

また、難聴だと伝えていなくてもあなたが聞こえていなかったり聞き返したりする姿を見て「耳悪いのかな。難聴なのかな。」と薄々勘付いていることが多かったりします。

であれば、最初から正直に難聴であることを伝えてしまった方が関係構築がしやすいです。

の助シュン

難聴であることを正直に伝えることで、良好な人間関係を構築しやすくなったと感じています!

難聴のため耳が聞こえづらい

職場で突然話しかけられて聞こえない時、正直に難聴で聞こえづらいことをお伝えしましょう。

例えば

「私生まれつき難聴で、耳が聞こえづらいのです。突然後ろから話しかけられると聞こえない時があります。」

と、伝えるとよいでしょう。

の助シュン

難聴である事実を伝えましょう!

無視しているわけではない

職場で突然話しかけられて聞こえない時、無視しているわけではなく、聞こえないだけであることを伝えましょう。

例えば

「生まれつき難聴なので後ろから話しかけられると聞こえない時があります。無視しているわけではないので、知らず知らずのうちに無視したみたいになっていたら申し訳ないです。」

と、伝えるとよいでしょう。

の助シュン

無視しているわけではないことを伝えましょう!

どんな配慮をしてもらいたいかを伝える

難聴であることを伝えたら、どんな配慮をしてもらいたいかを伝えましょう。ほとんどの人は難聴のことはよくわからないので、こちらからどうして欲しいのかを伝える必要があります。

聞こえの特徴

あなたの聞こえの特徴を伝えましょう。

例えば

「後ろから話しかけられると聞こえづらい。」
「音は聞こえても言語の識別ができない時がある。」
「聞こえて数秒経ってから言われたことを理解できる時がある。」
「低音は聞こえにくいが高音は聞きやすい。」
「左耳より右耳の方が聞こえやすい。」

などです。

聴力検査の結果やこれまで生活をしていく中で聞こえの特徴は見えてきていると思いますので、その聞こえの特徴を整理して伝えましょう。

の助シュン

私自身は低音が聞こえづらく高音の方が聞こえやすいです!

聞こえていなさそうな時にして欲しいこと

あなたに話しかけても聞こえていなさそうな時にして欲しいことを伝えましょう。

例えば

「後ろからだと聞こえない時があるため、肩をたたいていただくか前方に回って手を振っていただけると大変助かります。」

「音は聞こえても言語の識別ができない時があるため、そういう時はゆっくりハッキリお伝えしてくださると大変助かります。」

「左耳より右耳の方が聞こえやすいので、右側から話しかけてくださると大変助かります。」

などです。

聞こえの特徴+具体的にして欲しい行動をセットでお伝えするとよいでしょう。

の助シュン

具体的にして欲しいことをお伝えすることで、配慮してくださる優しい方もたくさんいました!

配慮をしてもらえたら何を提供できるかを伝える

難聴であることを伝えどういう配慮をして欲しいか伝えたら、配慮してもらえたら何を提供できるのか伝えましょう。

難聴だから配慮してもらえて当たり前ではないのです。配慮してもらえたら最大限の敬意と感謝をもって、配慮してくださった相手に自分が何を提供できるのかを考えて伝えましょう。

配慮をしてもらえたら相手に親切にする

難聴のことを配慮してもらえたら、配慮してくださった相手に親切にすることを伝えましょう。

例えば

「お手数ですが、ご配慮いただけると大変助かります。ご配慮いただけたら〇〇さんがお困りのことがあればすぐに飛んでいきます。」

などです。

すぐに飛んでいくは少し大袈裟かもしれませんが、配慮してもらえたら配慮されっぱなしではなく、その分こちら側もGiveする気持ちがあることをお伝えできるとよいでしょう。

の助シュン

Giveする気持ちがあることを伝えてみましょう!

自分の強みを活かして相手に価値提供する

難聴のことを配慮してもらえたら、あなたの強みを活かして配慮してくださった相手に価値提供することを伝えましょう。

例えば

「お手数ですが、ご配慮いただけると大変助かります。私〇〇は得意なので、〇〇でお困りのことがあればお気軽にお声がけください。」

などです。〇〇の部分はあなたの強みや得意なことを当てはめましょう。

配慮されっぱなしではなく、配慮してもらえたら自分の強みで相手に価値提供する姿勢をお伝えできるとよいでしょう。

の助シュン

自分の強みを活かして相手に価値提供する姿勢をお伝えしましょう!

まとめ

職場で突然話しかけられて聞こえないときの対処法は3つです。

1つ目は、難聴であることを伝えることです。最初から正直に難聴であることを伝えることで、関係構築がしやすくなります。

2つ目は、どんな配慮をしてもらいたいかを伝えることです。ほとんどの人は難聴のことはよくわからないので、こちらからどうして欲しいのかを伝える必要があります。

3つ目は、配慮をしてもらえたら何を提供できるかを伝えることです。配慮してもらえたら最大限の敬意と感謝をもって、配慮してくださった相手に自分が何を提供できるのかを考えて伝えましょう。

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この記事を書いた人

30代男性で生まれつき混合性難聴で普段は補聴器をつけて暮らしています。
補聴器購入の際に補聴器販売店を20店舗以上まわり比較検討した経験から、難聴者に特化した情報が足りないと感じたため、難聴者による難聴者のための難聴特化メディアを立ち上げました。

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