声でかい人がいると、イライラしてしまいますよね。このイライラをどこにぶつけたらいいのか、どう対処したらいいのかわからなくなる時もあるのではないでしょうか。
・声でかい人にイライラする理由。
・声でかい人の心理や特徴。
・声でかい人へのイライラを減らす3つの方法。
私自身の場合、生まれつき難聴で耳が悪いのですが、補聴器をつけていない時に声が大きくなってしまい周囲に不快な思いをさせてしまった経験もあります。また、電車の中で声でかい外国人にイライラしたこともあり、声でかい人がいるとイライラする気持ちもわかります。
声でかいとイライラしますよね!
本記事では、生まれつき難聴で声がでかくなってしまうことがあり、声がでかい人にイライラしてしまった経験もある私が、実体験も交えて声でかい人へのイライラを減らす方法を提示していきますので、最後までご覧になってみてください。
声でかい人がいるとイライラする理由
声でかい人がいるとイライラしてしまいますよね。イライラを減らすために、声でかい人がいるとなぜイライラしてしまうのか整理していきます。
耳や頭が痛くなるから
声でかい人がいると、耳や頭が痛くなる時があるでしょう。鼓膜に大きな音が触れることで耳にダメージがいき、耳と頭は繋がっているため頭が痛くなります。
声でかい人がいる時、あなた自身は耳や頭が痛くなるなど身体的な痛みを伴うかどうか確認してみましょう。身体的な痛みが伴う場合は、後述する声でかい人へのイライラを減らす3つの方法を試してみてください。
身体的な痛みを伴うと辛いですよね!
配慮できない人だと感じるから
声でかい人がいると、周りに配慮ができない人だと感じる時があるかもしれません。あなた自身が周りに配慮して行動していたとしたら、身勝手な行動をする人を見るとイライラしてしまうでしょう。
声でかい人は配慮できない人だと感じてイライラする場合、なぜそう感じるのか整理してみるとモヤモヤが解消されるかもしれません。
身近な人だと自分まで恥ずかしくなるから
あなたが家族や友人や知人と出かけている時、職場の人と仕事で外回りをしている時、一緒にいる相手が場所を気にせずに声でかいとあなたまで恥ずかしくなってしまうでしょう。
例えば、電車ででかい声を出されたりすると周りに迷惑になると感じ、あなたまで配慮ができない人だと思われて恥ずかしくなるのではないでしょうか。
声でかい人の心理や特徴
声でかい人の心理や特徴として、無自覚に声でかい人と自覚した上で意図的に声でかい人に分かれます。それぞれの特徴を捉えることで適切な対応策がとれるので、整理していきます。
自分では声がでかい自覚がない
自分では声でかい自覚がなく、自分が声でかいとは気づいていないパターンです。そのため、誰かに指摘されないと声でかいと気づくことができません。
逆にいうと誰かが声でかいと指摘することで、素直に受け入れて改善する人であれば声でかいのが改善されることもあるでしょう。
自覚がないと、なかなか直せません!
耳が悪いため、必然と声がでかくなっている
自分では声でかいと自覚がない理由として、耳が悪いため必然と声がでかくなっている可能性が挙げられます。
私自身、生まれつき難聴で耳が悪く普段は補聴器をつけています。補聴器をつけている時はそうでもないですが、補聴器を外すと声でかくなってしまいます。
家族に指摘されてからは気をつけるようにしていますが、指摘されるまでは気づかずに知らず知らずにイライラさせてしまっていたかもしれません。
私もついついでかい声を出してしまうので気をつけています!
家庭環境等の育った環境によって、声が大きい
家庭環境等の育った環境によって声がでかくなってしまうケースもあります。
騒音が当たり前で大きな声を出さないと会話ができない環境で育ったり、家族に声でかい人がいてでかい声で話すのが当たり前だったりするパターンです。
声がでかいのが当たり前なので、声がでかいことによって迷惑がかかっているという自覚はないでしょう。
意図的に大きい声を出している
声でかいと自覚した上で、意図的に大きい声を出しているパターンです。そのため、誰かに声でかいと指摘されても素直に受け入れて直すことはあまりないかもしれません。
ハキハキ大きな声で話したほうが良いと思っている
ハキハキと大きな声で話したほうが良いと考えており、声が大きくなるケースです。
ハキハキと大きな声で話すことで相手にしっかり伝わる可能性は高まる反面、声が大きすぎるとボリュームによっては聞き手側が声がでかくてうるさいと感じてしまうでしょう。
逆にボソボソと話されると何言っているのかわからず、会話のキャッチボールをする上でストレスになると思います。適切なボリュームで適切な明瞭さで会話できると良いでしょう。
適切なボリュームで会話したいですね!
声を大きくすることで存在感を出したい
大きい声を出すことで自分の存在感を出したいと思っているケースです。
目立ちたい性格だったり、本当は自分に自信がなかったりしてでかい声を出す人もいます。でかい声を出すことで自信がある人に見えるケースもあるので、人から評価されるうえではでかい声を出した方が良いこともあります。
一方で声が大きすぎると逆に相手をイライラさせてしまうこともあるので、相手や場面に合わせて声のボリュームの調整が必要になってくるでしょう。
相手を威嚇するために大きな声を出している
相手を威嚇するために大きな声を出しているケースです。大きな声を出すことで、自分の偉さや強さを示して相手より優位にたとうとする人もいます。
人間関係において優位にたとうとしてることに加えて、偉さや強さを示さないと優位に立てないのはある意味残念なことです。優位に立とうと威嚇しても、相手が萎縮するか横柄な人だと思われていい関係には繋がらないと思います。
威嚇してくる人とは適切な距離をとれると良いでしょう。
威嚇してくる人とはいい関係を築ける気がしません!
声でかい人へのイライラを減らす3つの方法
声でかい人がいると、イライラしますよね。そんな声でかい人へのイライラを減らすための3つの方法を提示していきます。
私自身の場合、この3つの方法を試すことで声でかい人へのイライラが減り、心が揺さぶられなくなってきました。むしろ、でかい声を出してしまう背景にどんなことがあるのだろうと、でかい声の人への思いやりの気持ちも生まれてきます。
イライラしてしまうのは相手の問題ではなく、あなた自身の反応の問題だと気づけると、イライラが減っていくでしょう。ぜひ、3つの方法を試してみてください。
イライラしてしまうのはあなた自身の反応の問題かもしれません!
今の感情を全て紙に書き出す
あなたが今感じている感情を全て紙に書き出しましょう。書く瞑想、ジャーナリングとも呼ばれる手法です。紙に書き出すことで、スッキリしてきます。
今の感情を紙に全て書き出す際のポイントは以下です。
・あるテーマに関して決められた時間ずっと書き続ける。(タイマーでセットすると良いです)
・頭で考えずに手を動かす。
・誰かに見られるわけではないため、事実や感じている気持ちをありのままに書く。
・字の汚さや誤字脱字は気にしない。とにかく書く。
・書き終えたら読んで破り捨てる。
上記のポイントを意識しながら、今の感情を全て紙に書き出して破り捨てましょう。最初は5分ぐらいを目安に静かになれる場所で取り組むのをオススメします。
私自身イライラした時はジャーナリングを実施していますが、イライラが半減します。場合によってはなぜこんな事にイライラしていたのかと自分が恥ずかしくなる時さえあります。
紙とペンを用意して今の感情を全て書き出して破り捨てるだけですので、今すぐ試してみてください。
紙に書き出す事でかなりスッキリします!
解釈を変える
声でかい人にイライラした時、解釈を変えることでイライラが半減することもあります。声でかい人がいるのは事実かもしれませんが、それによってイライラするのはあなたの解釈の問題である可能性が高いです。
事実と解釈を分けて、解釈を変えていきましょう。解釈を変えるために、以下の問いを考えてみてください。
・何故、この人は声でかいのだろうか。
・何故、この人はこのような態度を取るのだろうか。
・どうすれば、声でかい人と私は良い関係を築けるだろうか。
・どうすれば、声でかいと周囲の人は良い関係を築けるだろうか。
・どうすれば、自分自身の感情が喜ぶだろうか。
上記の問いを考えてみることで、これまでにない解釈が生まれるかもしれないので、実際に問いかけてみてください。
解釈を変えることで、イライラが半減します!
声でかい人への接し方を変える
声でかい人へこれまでと同じような接し方をしていても、関係の変化はないでしょう。何かしら接し方を変えることで、前に進むことができます。
声でかい人への接し方を変えるうえで、以下を実践してみてください。
・声でかい人に直接、感謝の気持ちとセットで声のボリュームを考えてほしいと伝える。
・声のボリュームを考えてほしいと伝えた上で変化がないようであれば定期的に伝える。
・定期的に伝えた上で変化がないようであれば適切な距離をとる。
声でかい人に直接声のボリュームを考えてほしいとお伝えするのは勇気がいることかもしれませんが、お伝えすることで前に進むことができると思います。お伝えしたうえで変化がなければ適切な距離をとりましょう。
声のボリュームを考えてほしいとお伝えすることで、関係が良好になるケースもあります!
まとめ
声でかい人にイライラするのは、耳や頭が痛くなる等の身体的な痛みを伴い、声でかい人は配慮できない人だと思ってしまうことに加えて、声でかい人と一緒にいると自分まで配慮できない人だと思われるのが恥ずかしいためです。
声でかい人の心理や特徴として、無自覚で声でかい人と意図的に声でかい人に分かれます。無自覚で声でかい人は耳が悪かったり家庭環境に要因があったりするケースがあり、意図的に声でかい人は大きな声を出した方が人間関係で優位に立てると思っているケースが挙げられます。
声でかい人へのイライラを減らす方法は、今の感情を全て紙に書き出す、解釈を変える、声でかい人への接し方を変えるの3つです。
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