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【両耳先天性難聴者が語る】就職活動・転職活動で難聴であることを伝えるべき理由3選!

難聴者が就職活動・転職活動をする際、難聴であることを伝えるべきか悩むこともあるのではないでしょうか。

本記事でわかること

・就職活動・転職活動で難聴であることを伝えるべき理由3選!
・面接で難聴であることを言わないデメリット
・難聴を理由に不採用にする会社を振り落とすべき理由
・難聴である自分を受け入れるとよりよく生きることができる

私自身は両耳先天性の中等度混合性難聴で普段は補聴器をつけており、学生時代は10個以上アルバイトの経験があり、社会人になってからは複数回転職しています。

の助シュン

面接は100回以上受けてきました!

本記事では、両耳先天性の中等度混合性難聴であり豊富な面接経験がある私の実体験を元に、就職活動・転職活動で難聴であることを伝えるべき理由を3つご紹介しますので、最後までご覧になってみてください。

目次

誠実であるため

あなたが誠実であるために、難聴のことは面接で伝えましょう。後で難聴だと発覚するよりも、最初の面接の段階で難聴であることをお伝えしておいた方が自分に対しても面接官に対しても誠実です。

面接で難聴であることを言わない理由

誠実でいた方がよいことは誰もがわかっていることだと思いますが、それでも面接で難聴であることを言わない方がよいと思う理由は「採用されやすくなると思っているから」なのではないでしょうか。

確かに、難聴であると伝えるよりも難聴だと伝えないほうが面接官のその場の心象はよいかもしれません。

の助シュン

面接のタイミングだけで考えたら難聴であることを
言わない方がいいケースもあるかもしれません!

面接で難聴であることを言わなかった未来

面接で難聴であることを言わなかった未来として、以下のケースが考えられます。

面接で難聴であることを言わなかった未来

①難聴であることを隠し通し支障なく業務を行っていると自分では感じているし、実際に周りも難聴だと気づいていない
②難聴であることを隠し通し支障なく業務を行っていると自分では感じているが、周りは「あの人難聴かな」と勘付いている人もちらほらいる
③難聴であることを隠し通して実際に周りにも難聴だと気づかれていないが、業務や自分のメンタルに支障が出ておりサポートしてくれる人がいない
④難聴であることを隠し通すことができず、上司や人事部門、同僚から指摘を受ける

上記のケースを考えたときに、面接で難聴であると言わない方がいいケースは①のみになります。

ただ、難聴であることを周りに違和感を感じさせないぐらい隠し通して支障なく業務を行い、難聴が起因で困ることがあったとしても自己解決して自分のメンタルを保つ自信はありますか。

の助シュン

私は違和感を感じさせないぐらい難聴を隠し通す自信はありません!

の助シュンの実体験エピソード

私自身の実体験ですが、面接段階で難聴だとお伝えせずに失敗した経験があります。

大学生の時に面接段階で難聴であることをちゃんとお伝えせずにテレアポのアルバイトを行ったのですが、それ故に難聴で苦労することや辛いことが多かったです。

結果的にそのアルバイトは3ヶ月で辞めることになり、受け入れてくださった面接担当の人事の方、OJTで指導してくださった先輩にはとても申し訳なかったと思っています。

の助シュン

懺悔したい気持ちでいっぱいです!

あなたに合った会社を見つけるため

あなたにあった会社を見つけるために、難聴のことは面接で伝えましょう。応募する会社に対してあなたが提供できる価値を伝えて、あなたが難聴だとしても「ぜひきて欲しい」と思ってもらえる会社を見つけましょう。

難聴を理由に不採用にする会社を振り落とすため

難聴者を受け入れることは企業としては未知の領域もあるため、なるべく難聴者を受け入れたくないというスタンスの企業もあるでしょう。

もし仮に難聴が理由で不採用になるとしたら、そんな会社はこちらから願い下げです。難聴かどうかではなく、あなたの能力を評価してくれるあなたにあった会社を探しましょう。

の助シュン

それだけが理由ではないと思いますが、難聴だと伝えると不採用になるケースもありました!

あなたの強みに魅力を感じてくれる会社に出会うため

あなたの強みに魅力を感じてくれる会社に出会うことができれば、難聴者かどうかは関係なくイキイキと働くことができると思います。

自分の強みが何かを整理した上で、面接では自分の強みをアピールしていきましょう。

の助シュン

難聴かどうかは関係なく、あなたの強みを整理してみることをオススメします!

の助シュンの実体験エピソード

私自身の実体験ですが、面接段階で難聴であることをお伝えし、その上で難聴者かどうかではなく私自身の強みを評価いただき内定をいただいた経験があります。

自分の強みを面接でアピールし、その強みに魅力を感じてくださった企業様であれば、難聴であることをお伝えしても「特に問題ないと思います。」という反応をいただくことが多かったです。

自分の強みを整理してアピールし、自分の強みに魅力を感じてくれる企業を探し続けましょう。

の助シュン

私はとても運がよかったと思っています!

難聴と共によりよく生きるため

就職活動・転職活動で難聴であることを伝えることで、難聴と共によりよく生きることができると考えています。

難聴である自分を受け入れて、難聴である自分を認めてもらいながら仕事し、難聴だからこそできることを見つけることができるからです。

難聴である自分を受け入れることができる

面接段階で難聴であることを伝えることで、難聴である自分を受け入れることができます。

どこかで「難聴だと言わない方が採用される確率上がるかも」と思っていると、難聴者として配慮されることもないので、難聴である自分を受け入れられないかもしれません。

の助シュン

難聴である自分を受け入れることで、
難聴だと伝える抵抗がなくなってきます!

難聴である自分を認めてもらいながら仕事できる

面接段階で難聴であることを伝えたうえで採用されたとしたら、仕事においては難聴であることも含めてあなた自身を認めてもらえたと言えるでしょう。

難聴であることも含めてあなたの能力や人柄を総合的に判断して採用されたケースであれば、難聴であるあなたを認めてもらいながら仕事ができるはずです。

の助シュン

自分を認めてもらえた会社で働くと、毎日がイキイキしていきます!

難聴だからこそできること

面接段階で難聴であることを伝えることで、難聴だからこそできることを探して自己PRしようと思えます。

難聴者は音を正しく聞くことは苦手だったりできなかったりするので、あなたの得意なことを探して磨き込む必要があります。

難聴だからこそできること、あなただからこそできることを磨き込み「難聴かどうかは関係ない。あなたのこの能力をぜひ我が社で活かしてほしい。」と言われるように自己研鑽しましょう。

の助シュン

得意なことを探して磨き続けましょう!

まとめ

就職活動・転職活動で難聴であることを伝えるべき理由は3つです。

1つ目は、誠実であるためです。後で難聴だと発覚するよりも、最初の面接の段階で難聴であることをお伝えしておいた方が自分に対しても面接官に対しても誠実です。

2つ目は、あなたに合った会社を見つけるためです。応募する会社に対してあなたが提供できる価値を伝えて、あなたが難聴だとしても「ぜひきて欲しい」と思ってもらえる会社を見つけましょう。

3つ目は、難聴と共によりよく生きるためです。難聴である自分を受け入れて、難聴である自分を認めてもらいながら仕事し、難聴だからこそできることを活かしていきましょう。

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この記事を書いた人

30代男性で生まれつき混合性難聴で普段は補聴器をつけて暮らしています。
補聴器購入の際に補聴器販売店を20店舗以上まわり比較検討した経験から、難聴者に特化した情報が足りないと感じたため、難聴者による難聴者のための難聴特化メディアを立ち上げました。

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