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【両耳先天性難聴者が語る】足を運ぶ補聴器販売店を選ぶ際に留意したい3つのポイント

いざ補聴器を購入しようと思っても、どこで購入していいのか迷ってしまうことはないでしょうか。

本記事でわかること

・補聴器販売店の特徴
・補聴器販売店選びが重要な理由
・足を運ぶ補聴器販売店を選ぶ際に留意したい3つのポイント

私自身の場合両耳先天性難聴のため、普段は両耳に補聴器をつけています。1年ほど前に補聴器を買い換えましたが、その際に20店舗以上補聴器販売店を回って購入する店舗を決めました。

の助シュン

補聴器販売店とは長い付き合いになるので、妥協せずに選び抜きましょう!

本記事では、両耳先天性難聴で補聴器購入の際に20店舗以上回ったの助シュンの実体験を元に、来店する補聴器販売店を選ぶ際に留意したい3つのポイントをお伝えしますので最後までご覧になってみてください。

目次

補聴器販売店の特徴

補聴器を購入しようと思った場合、補聴器専門店、眼鏡店、通販と様々な手段があります。

ただし、補聴器を購入する前にそれぞれの特徴を知っておかないと、購入した後に「こんなはずではなかった。」と後悔してしまうかもしれません。

それぞれの特徴となぜ補聴器販売店選びが重要なのかをお伝えしていきます。

の助シュン

なんとなく眼鏡店で補聴器を購入するのではなく、よく考えてから購入されることをオススメします!

補聴器販売店とは

補聴器販売店とは補聴器を販売しているお店のことで、補聴器専門店も補聴器取り扱い店も含まれます。補聴器専門店とは認定補聴器技能者が在籍し、専門の設備機器が整った店舗のことです。

逆に補聴器取り扱い店とは、認定補聴器技能者が在籍しているかや専門の設備機器が整っているかも不明です。補聴器の調整は認定補聴器技能者でなくてもメーカーの研修を受ければある程度調整できてしまいます。

対面販売と通信販売の違い

補聴器の対面販売として、補聴器購入希望者が補聴器販売店の店舗に足を運んで購入するケースと、補聴器販売店が補聴器購入希望者のご自宅まで訪問して購入するケースがあります。

一方で通信販売の場合、インターネットでそのまま補聴器を注文するか、Fax、メールや電話で問い合わせをしてから購入に至るケースです。

対面販売で購入するよりも通信販売で購入する方が比較的補聴器購入金額は安い傾向にあります。ただし、補聴器はあなたの耳に合わせた調整が必要なため、通信販売で補聴器を購入するのはオススメしません。

の助シュン

インターネットで購入する場合、あなたの耳に合わせた調整ができません!

実際に自分の耳や聴力をみてもらって、補聴器で音を聞いてみて、直に補聴器販売店の販売担当の方とお話しすることで見えてくることは多いです。

補聴器販売店選びが重要な理由

補聴器販売店選びが重要な理由は、補聴器は購入して終わりではないからです。

補聴器を購入した後は補聴器に慣れるために微調整が必要なため月に1回程度トレーニングのために通ったり、定期メンテナンスで通ったりします。

耳の聞こえというのは人生において非常に重要だと思いますが、その耳の聞こえの悩みを気軽に相談しやすい補聴器販売店なのか、何度も通いたくなる補聴器販売店なのかは重要です。

私自身の場合、以前活用していた補聴器は学生時代に某眼鏡店で両親に購入してもらったこともあり、某眼鏡店に定期メンテナンスに通っていましたが、その時間がとても苦痛でした。

結果、今回社会人になって自分で購入する際は違う店舗で購入しようと思い、比較検討をして気に入った補聴器専門店での購入を決めました。

の助シュン

今回補聴器を購入した補聴器専門店は、私の中では何度も通いたくなるお店です!

専門性

補聴器販売店を選ぶ際に留意したいポイントの1つ目は「専門性」です。

餅は餅屋とはよく言われますが補聴器購入においても同じで、補聴器の専門性を持った補聴器販売店からの購入をオススメします。

具体的には認定補聴器専門店で言語聴覚士や認定補聴器技能士が在籍している補聴器販売店がオススメです。加えて、補聴器取り扱いメーカーの数や補聴器の種類が豊富な店舗だとなおよいです。

の助シュン

専門性がある補聴器販売店だと安心ですよね!

認定補聴器専門店

補聴器専門店は認定補聴器技能者が在籍し、専門の設備機器(聴力測定器・補聴器特性試験装置・補聴器効果測定装置など)が整った店舗で、公益財団法人テクノエイド協会に認定されたお店のことです。

言語聴覚士・認定補聴器技能者

言語聴覚士は「言語聴覚士法」にもとづく国家資格で、ST(Speech Therapist)と呼ばれることもあります。聴力や音声機能、言語機能の検査及び訓練や助言を行うほか、摂食や嚥下障害の問題にも専門的に対応しています。

認定補聴器技能者とは、公益財団法人テクノエイド協会が厳しい条件のもと基準以上の知識や技能を持つことを認定して付与する資格です。

4年間の講習期間を経て、試験に合格することで初めて資格が得られます。また資格取得後も5年おきに講習を受け資格を更新していきます。

の助シュン

資格を保有している補聴器販売員の方だと信頼できそうですよね!

取り扱いメーカー・補聴器の種類が豊富

取り扱いメーカーが豊富かどうか、補聴器の種類が豊富かどうかもみていきましょう。取り扱いメーカーの数が多ければ多いほど、補聴器の種類が多ければ多いほどあなたの選択肢が広がります。

メーカーによっても補聴器の種類によっても特徴があるので、顧客の選択肢を増やすために経営努力をされている店舗がオススメです。

の助シュン

あなたの選択肢を増やしてくれそうな補聴器販売店がオススメです!

ホスピタリティー精神

補聴器販売店を選ぶ際に留意したいポイントの2つ目は「ホスピタリティー精神」です。ホスピタリティー精神とは、相手への思いやりの言動、丁寧なおもてなし、歓待の気持ちのことです。

補聴器は購入して終わりではないため、継続的に通いたいと思える補聴器販売店を選ぶことをオススメします。

ホームページ情報がわかりやすい

補聴器販売店を選ぶ際、必ず候補の補聴器販売店のホームページをみると思います。

その際、ホームページの情報がわかりづらく、何を言いたいのかわからない文章だったらどうでしょうか。私ならそれだけで来店する気をなくしてしまいます。

マーケティングがよくわかっている補聴器販売店であれば、ホームページには最も力を入れているので、見やすやさや文章、顧客獲得の動線含めて細部まで工夫されています。

「見やすいしい情報もわかりやすいし良さそう。」と思える補聴器販売店に足を運んでみることをオススメします。

の助シュン

ホームページが見やすいと実際に店舗に足を運んでみようと思えます!

お役立ちコンテンツ記事が豊富

いざ補聴器を購入しようと思った時、知りたいと思う情報がたくさん出てくるのではないでしょうか。あなたが知りたい情報を届けてくれている補聴器販売店であれば、来店した際も顧客目線で考えてくれるかもしれません。

あなたが困りそうなことや知りたいことを教えてくれるお役立ちコンテンツ記事が豊富だということは、会社として予算をかけて記事を作成する余力があり、顧客が困りそうなことを先回りして対応してくれる可能性があります。

「この記事すごくためになった。」と思える記事を作成してくれている補聴器販売店に足を運んでみることをオススメします。

の助シュン

顧客目線で考えてくれそうな補聴器販売店だと嬉しいですよね!

問い合わせ対応が素敵

ホームページやお役立ちコンテンツの内容を見て「この補聴器販売店良さそう。」と感じたら、問い合わせをしてあなたの今の補聴器購入に関しての悩みや考えていることお伝えしてみましょう。

そこで、問い合わせした内容への返信がはやかったり、回答内容が的確だったり、ホスピタリティー精神あふれる対応をしてもらえたと思えたら実際に足を運んでみましょう。

逆に、問い合わせした段階でイマイチだなと感じるお店は来店しても同じくイマイチだなと感じてしまうと思うため、候補から外していいかもしれません。

の助シュン

問い合わせの対応、イマイチかも! と思った補聴器販売店に足を運んでみたらやはりイマイチだった経験があります!

継続メンテナンスが可能

補聴器販売店を選ぶ際に留意したいポイントの3つ目は継続メンテナンスが可能な補聴器販売店です。

何度もお伝えしていますが、補聴器は購入して終わりではなく購入してからも定期的なメンテナンスが必要です。

自宅から通える距離に店舗がある

定期的なメンテナンスが必要であるため、自宅から通える距離に補聴器販売店があった方が良いです。

目安として補聴器に慣れるまでは3ヶ月間は1ヶ月に1回程度通う必要があり、慣れてきても半年に1回程度は定期メンテナンスに通いたいところです。

無理なく自宅から通える範囲の補聴器販売店を選びましょう。

訪問サービスをしてくれる

訪問サービスがある補聴器販売店とそうではない補聴器販売店がありますが、あなたが問題なく補聴販売店に通えるのであれば考慮する必要はないです。

ただし、足が悪く店舗に足を運ぶのがしんどかったり、多忙のため補聴販売店に通うのがしんどかったりする場合は訪問サービスをしてくれるかどうかは要確認しましょう。

アフターケアが充実

アフターケアが充実しているかどうかやアフターケアの体制も確認しましょう。ほとんどの補聴器販売店はアフターケアは無料でやってくださるところがほとんどです。

小さい企業であれば補聴器販売担当者がアフターケアも同じ担当者が対応してくださるケースが多いですが、規模が大きい企業で多店舗展開している会社だと補聴器販売担当者とアフターケアをしてくださる人が違うケースもあるでしょう。

まとめ

補聴器販売店とは補聴器を販売しているお店のことで、補聴器専門店も補聴器取り扱い店も含まれます。補聴器専門店とは認定補聴器技能者が在籍し、専門の設備機器が整った店舗のことです。

補聴器販売店を選ぶ際に留意したいポイントは「専門性」、「ホスピタリティー精神」継続メンテナンス」の3つです。

言語聴覚士や認定補聴器技能士が在籍している認定補聴器専門店かつ、補聴器取り扱いメーカーの数や補聴器の種類が豊富な店舗だと良いでしょう。

加えて、ホームページの情報がわかりやすく、お役立ちコンテンツ記事が豊富で、問い合わせ対応が素敵な「ホスピタリティー精神」がある店舗がオススメです。

補聴器は購入して終わりではないため、継続メンテナンスが可能な補聴器販売店を選ぶ必要があります。

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この記事を書いた人

30代男性で生まれつき混合性難聴で普段は補聴器をつけて暮らしています。
補聴器購入の際に補聴器販売店を20店舗以上まわり比較検討した経験から、難聴者に特化した情報が足りないと感じたため、難聴者による難聴者のための難聴特化メディアを立ち上げました。

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